映画『たとえ世界が終わっても』を観た感想

むちゃくちゃ綺麗なひとですね。
私個人の好みかどうかは別として。
物語スジ的には、自殺まで考えた女性が、自殺サイトの管理人による誘導で、なんやかやあって、強く変わって行く、といったような。
そこにラブ要素がちょっとだけ盛り込まれたような。
世間一般に云う「死神」とは対極的なキャラとして、大森南朋がなかなかいい味を出してます。

いろいろ引っかき回しつつ、人に生きる力を与える、みたいな。
喪黒福蔵の逆パターンですね。
ミステリアスな意味での絶対値は同じです。
総括として、やはり人は「誰かに必要とされる」ってのが、生きる上での幸福なのだよなぁ、と。
芦名星みたい綺麗なひとを「嫁です」つって実家に連れてきたら、そらー親御さんも「でかした!」みたいなハナシですし。

目の前でそんな評価受けたら、そらー嬉しかろうし、生きて行こうともなるワケで。
この作品のキモは、そこなんじゃないかと。

映画『ブレイブワン』の感想

デート中、チンピラに絡まれて恋人が暴行死、自分も酷い目に遭わされる。
法律ルール的に「復讐」はNGである一方、でもそれっておかしくね?的な作品です。
てっきりジョディーフォスターが、リベンジのために屈強な殺人者へと自分を鍛えて行くのかと思いきや、変わっていくのは内面で、人を殺すツールとしては銃があれば足りてしまうワケですね。

「人を殺すのは何故ダメなのか」「悪人でも殺してはダメなのか」といった、やや重めのテーマなのですが、ジョディーフォスターが巧いせいか、グイグイ引き込まれます。
最後の「復讐を果たすか否か!」的なシーンの、普段はクールでクレバーなジョディが一杯一杯になってる所は、私も泣きそうになりました。(何故だか分かりませんが/笑)
何てことの無い顔をしてても、心の中には深い闇があって、周囲からは「強い人だ」と評価されつつも、自分では全然大丈夫じゃなくなってる。
そんな辺りが個人的に響いたところです。